大阪府議会議員 橋本 昇治様 祝辞
此度 社団法人大阪府薬剤師会北河内支部が創立５０周年をお迎えになられましたことを、心からお慶び申し上げます。
省みますと、今から５０年前と言えば昭和33年、私は、学生であり、まだ戦後の影響もあり、生活水準はまだまだ貧しき時代でありましたから、当然医薬品も十分確保できず、安全な医療も国民ひとり一人に行き届かない時代であったと思われます。
ある文献には、その２年後の昭和３５年、現行の薬事法が施行され、その翌年「国民皆保険」を基本とする健康保険制度が達成され、その関係で当時の病院の改善、大型化により、国民の医療に対する関心が高まり、医師不足が顕著化する等、医療にとっては厳しい時代であったといわれております。
このような時代に於いても、支部の会員の皆様方は、地域住民の健康の良き相談相手、又、医療の担い手としてご活躍されてこられました。
その後、昭和４９年には、実質的な『医薬分業』がスタートし、当時の北河内支部長を中心に、患者さんひとり一人に合ったよりよい医薬品の提供を目指し調剤業務や大衆薬の提供に尽力されてこられましたことに心から敬意を表します。
そして、現在、薬局薬剤師への期待は更に大きなものとなってきております。
それは、高齢化社会の到来に伴う『在宅医療への取り組み』であり、お薬の相談、情報提供等、本当に多くの事が薬局薬剤師に期待されてきております。このような状況を踏まえ、去年４月に施行されました医療法の改正では、薬局が「医療提供施設」と位置づけられました。
又、来年６月には、国民に安心して大衆薬を使ってもらえる環境づくりを目指した医薬品販売制度改定等の薬事法改正が施行されます。
このように府民が薬剤師、特に薬局薬剤師の方々に期待するところは、今後も益々大きなものとなっていく事が予想されます。
どうか、大阪府薬剤師会北河内支部におかれましては、小川支部長を初め会員各位のご活躍により、府民の医療保険衛生の向上にご貢献していただきますようお願い致しますと共に、貴会の益々のご発展と関係各位のご活躍をご祈念申し上げ、お祝いの言葉と致します。
大阪府議会議員
橋本 昇治
省みますと、今から５０年前と言えば昭和33年、私は、学生であり、まだ戦後の影響もあり、生活水準はまだまだ貧しき時代でありましたから、当然医薬品も十分確保できず、安全な医療も国民ひとり一人に行き届かない時代であったと思われます。
ある文献には、その２年後の昭和３５年、現行の薬事法が施行され、その翌年「国民皆保険」を基本とする健康保険制度が達成され、その関係で当時の病院の改善、大型化により、国民の医療に対する関心が高まり、医師不足が顕著化する等、医療にとっては厳しい時代であったといわれております。
このような時代に於いても、支部の会員の皆様方は、地域住民の健康の良き相談相手、又、医療の担い手としてご活躍されてこられました。
その後、昭和４９年には、実質的な『医薬分業』がスタートし、当時の北河内支部長を中心に、患者さんひとり一人に合ったよりよい医薬品の提供を目指し調剤業務や大衆薬の提供に尽力されてこられましたことに心から敬意を表します。
そして、現在、薬局薬剤師への期待は更に大きなものとなってきております。
それは、高齢化社会の到来に伴う『在宅医療への取り組み』であり、お薬の相談、情報提供等、本当に多くの事が薬局薬剤師に期待されてきております。このような状況を踏まえ、去年４月に施行されました医療法の改正では、薬局が「医療提供施設」と位置づけられました。
又、来年６月には、国民に安心して大衆薬を使ってもらえる環境づくりを目指した医薬品販売制度改定等の薬事法改正が施行されます。
このように府民が薬剤師、特に薬局薬剤師の方々に期待するところは、今後も益々大きなものとなっていく事が予想されます。
どうか、大阪府薬剤師会北河内支部におかれましては、小川支部長を初め会員各位のご活躍により、府民の医療保険衛生の向上にご貢献していただきますようお願い致しますと共に、貴会の益々のご発展と関係各位のご活躍をご祈念申し上げ、お祝いの言葉と致します。
大阪府議会議員
橋本 昇治
