大阪府薬剤師会北河内支部支部長 小川芳男 挨拶
大阪府薬剤師会北河内支部支部長の小川でございます。
５０周年記念式典開会に当たりまして、一言ご挨申し上げます。
本日は、公私何かとお忙しい中にもかかわりませず、ご臨席賜りました、多数のご来賓の方々にまずもって御礼を申し上げる次第で御座います。
薬剤師会北河内支部は、皆様のお蔭様をもちまして、創立５０周年を迎えることが出来ました。
「５０年」と一言で言える言葉も、先を見れば大変長く、過ぎ去れば非常に短く。
しかし半世紀という長きにわたる活動に感無量のものがございます。
これも偏に、いままでこの会を運営し支えてこられました薬剤師会先輩諸兄の方々をはじめ、医師会・歯科医師会等諸団体の皆様、そして、活動の場であります大東市四條畷市交野市の行政のご協力の賜と感謝いたします。特に四條畷市は、三市の真ん中ということもあり、二年半前、事務局を設置させて頂きました折は、何かとご協力いただき大変有り難く思っております。この事務局の設置により薬剤師会活動は、飛躍的に改善されたことも御報告させて頂きます。
さて私ども薬剤師の活動フィールドは、非常に広く、医薬品の製造販売をはじめとして、行政における公衆衛生全般に、また研究活動においては、基礎的研究分野から新医薬品の製造における分野まで、そして病院または薬局における調剤業務など多岐にわたっての活動がなされてきたのであります。
今後の薬剤師への期待、要請は、さらに広く大きく薬のスペシャリストとしての薬剤師は、いっそうの精進を積み重ねなければならないと考えております。
より精度の高い仕事量の多いマシーンとしての薬剤師が我々に求められているのは承知いたしておりますが、今我々は、人間としての薬剤師が求められていると考えています。在宅寝たきり患者へのきめ細やかな訪問薬剤管理指導６年生薬学生への２ヵ月半の長期に及ぶ教育者としての指導薬剤師の私たちの仕事は、まさに人間力を求められていると思います。
本日この後にＡＥＤ除細動器を三市に贈呈させていただきますが、また、後ほど祝宴の席で緊急災害時のヘルメットとベストを支部で作りましたものをお披露目発表させていただきますが、それもこれもすべて、薬剤師会は、薬剤師の集団ではありますが、その前に人間としての集団でありたい、という強い意思の現れであるとご理解頂きたく思います。
新たな挑戦のひとつとして数年前我々大東四條畷交野の薬剤師は別組織としての北河内薬剤師連盟を立ち上げました政治団体でございます。私たち薬剤師を取り巻く環境が、大きく変わろうとしている今、当然その一つ一つが政治的バランスの上で、処理、決済、が計られています。道義的理性的解決より、混沌の時代の舵取りは、力技が、最も功を奏しているようにも見えます。
もちろん私たち薬剤師は、常に理性的で、かつ論理的であることは言うまでもなく、それは職業的思考方法でもあり、自分自身をもそう律してきました。そして、その結果、私たち薬剤師に不足しているものとして数世代も前から政治力が挙げられてきました。
私たち薬剤師の合理的な結論を実現するために、もっとも不得手なこの世界に足を踏み入れるべく、そしてその充実発展を期するために、日本薬剤師連盟・大阪府薬剤師連盟の下部組織としての位置づけですが、独立した団体として大阪府に届出をさせていただきました。５０年の歴史を作った先輩諸兄の足跡をしっかり見据えて、私たちの今後をじっくり考えて行く所存でございます。
最後になりましたが、私どもの上部団体であります社団法人大阪府薬剤師会から中西会長をはじめ岩瀬理事そして北河内ブロックの各支部の会長の皆様にご臨席頂きました事、心より御礼申し上げます。
私達は、６０周年に向かって明日より一歩を踏み出しますが、輝かしい未来が待っていると強く信じて歩んでゆく所存で御座います。
皆様のご指導ご鞭撻をせつにお願い申し上げましてご挨拶とさせていただきます。
５０周年記念式典開会に当たりまして、一言ご挨申し上げます。
本日は、公私何かとお忙しい中にもかかわりませず、ご臨席賜りました、多数のご来賓の方々にまずもって御礼を申し上げる次第で御座います。
薬剤師会北河内支部は、皆様のお蔭様をもちまして、創立５０周年を迎えることが出来ました。
「５０年」と一言で言える言葉も、先を見れば大変長く、過ぎ去れば非常に短く。
しかし半世紀という長きにわたる活動に感無量のものがございます。
これも偏に、いままでこの会を運営し支えてこられました薬剤師会先輩諸兄の方々をはじめ、医師会・歯科医師会等諸団体の皆様、そして、活動の場であります大東市四條畷市交野市の行政のご協力の賜と感謝いたします。特に四條畷市は、三市の真ん中ということもあり、二年半前、事務局を設置させて頂きました折は、何かとご協力いただき大変有り難く思っております。この事務局の設置により薬剤師会活動は、飛躍的に改善されたことも御報告させて頂きます。
さて私ども薬剤師の活動フィールドは、非常に広く、医薬品の製造販売をはじめとして、行政における公衆衛生全般に、また研究活動においては、基礎的研究分野から新医薬品の製造における分野まで、そして病院または薬局における調剤業務など多岐にわたっての活動がなされてきたのであります。
今後の薬剤師への期待、要請は、さらに広く大きく薬のスペシャリストとしての薬剤師は、いっそうの精進を積み重ねなければならないと考えております。
より精度の高い仕事量の多いマシーンとしての薬剤師が我々に求められているのは承知いたしておりますが、今我々は、人間としての薬剤師が求められていると考えています。在宅寝たきり患者へのきめ細やかな訪問薬剤管理指導６年生薬学生への２ヵ月半の長期に及ぶ教育者としての指導薬剤師の私たちの仕事は、まさに人間力を求められていると思います。
本日この後にＡＥＤ除細動器を三市に贈呈させていただきますが、また、後ほど祝宴の席で緊急災害時のヘルメットとベストを支部で作りましたものをお披露目発表させていただきますが、それもこれもすべて、薬剤師会は、薬剤師の集団ではありますが、その前に人間としての集団でありたい、という強い意思の現れであるとご理解頂きたく思います。
新たな挑戦のひとつとして数年前我々大東四條畷交野の薬剤師は別組織としての北河内薬剤師連盟を立ち上げました政治団体でございます。私たち薬剤師を取り巻く環境が、大きく変わろうとしている今、当然その一つ一つが政治的バランスの上で、処理、決済、が計られています。道義的理性的解決より、混沌の時代の舵取りは、力技が、最も功を奏しているようにも見えます。
もちろん私たち薬剤師は、常に理性的で、かつ論理的であることは言うまでもなく、それは職業的思考方法でもあり、自分自身をもそう律してきました。そして、その結果、私たち薬剤師に不足しているものとして数世代も前から政治力が挙げられてきました。
私たち薬剤師の合理的な結論を実現するために、もっとも不得手なこの世界に足を踏み入れるべく、そしてその充実発展を期するために、日本薬剤師連盟・大阪府薬剤師連盟の下部組織としての位置づけですが、独立した団体として大阪府に届出をさせていただきました。５０年の歴史を作った先輩諸兄の足跡をしっかり見据えて、私たちの今後をじっくり考えて行く所存でございます。
最後になりましたが、私どもの上部団体であります社団法人大阪府薬剤師会から中西会長をはじめ岩瀬理事そして北河内ブロックの各支部の会長の皆様にご臨席頂きました事、心より御礼申し上げます。
私達は、６０周年に向かって明日より一歩を踏み出しますが、輝かしい未来が待っていると強く信じて歩んでゆく所存で御座います。
皆様のご指導ご鞭撻をせつにお願い申し上げましてご挨拶とさせていただきます。
